腰痛や腹痛など、PMSのつらい症状に…

辛さのピーク

 

月に一度の生理だけでも大変なのに、生理前の体調不良がくると心も体もへとへとに疲れてしまいます。特に、腰痛や腹痛は動くのが辛くなるほど重い症状になる人もいます。

 

こうしたPMS(生理前症候群)を治したい、治すまで行かなくても軽くしたいという方は多いはず。そんな時の強い味方が低用量ピルです。

 

生理前の腰痛や腹痛だけでなく、精神的な不調も軽くしてくれるお薬です。そこで、これからピルについて、飲み方や効果、副作用などの注意点を詳しくご紹介していきます。

 

PMS対策で処方されるピルの種類

まず、PMS(生理前症候群)に効果のあるピルには、どんな種類があるのかを見ていきましょう。一口にピルと言っても、実は何種類かに分かれています。

 

そもそも、ピルは避妊薬として婦人科から処方されていた薬でした。ピルの中に入っている女性ホルモンが子宮と卵巣に働きかけて、排卵を休めてくれます。すると、自然と月経がとまり、PMSの症状も感じられなくなります。

 

ちなみに、病院で処方されるのは、ほとんどの場合が低用量ピルというものです。さらに、この低用量ピルのなかでも、PMSの症状に合わせて、処方される薬が違ってきます。

 

まず、よく飲まれているのが、トリキュラーやマーベロンというピルです。これらは、重い腰痛や腹痛などの症状を和らげ、イライラや気分の浮き沈みも調整してくれる働きがあります。

 

そして、もっと軽い超低用量ピルのヤーズというものもあります。これは、ピルにありがちな副作用をなるべく軽くするように考えられています。ピルの中に入っているエストロゲンが0.02rなので、今までのピルが強すぎたという方におすすめです。

 

飲み方は?

ここまで、PMSに効果のあるピルの種類をお伝えしてきましたが、さらに飲み方についてもご紹介します。ピルの飲み方は、2種類あります。

 

まず、飲み方の周期によって、21錠と28錠に分かれます。それでは、21錠タイプのものから見ていきましょう。

 

21錠タイプ

この21錠タイプのものは、1日1錠を21日間飲み続けます。こちらには、全てにホルモンが入っているタイプになります。そのため、21日飲んだ後は、7日間服用をストップします。この休んでいる間に生理がくるのです。

 

28錠タイプ

次に、28錠タイプですが、こちらはホルモンが入っているピルを21日間飲んだ後、7日間はホルモンが入っていないタイプの薬を飲むというものです。この7日間の間に生理がくる仕組みになっています。

 

 

どちらを飲んでも、ピルの効果は変わりません。あえて言うならば、1ヶ月のうち、薬を飲むのを休みたいという方は21錠を、薬を飲み続けたほうが安心という方は28錠を飲むと良いです。

 

 

ピルの効果は?

それでは、いよいよピルの嬉しい効果についてお伝えしていきます。ピルの中には女性ホルモンが含まれているというのはすでにご紹介してきました。

 

このホルモンが、排卵をストップさせ、子宮を休ませるためにPMSの腰痛や腹痛を抑えてくれるのです。さらに、生理の周期をある程度コントロールできるようになります。

 

そのために、今まで生理が来なかったり、いきなり来てしまったりというような事が無くなります。他にも、ホルモンバランスが整うために、ニキビが減っていくという嬉しい副効果もあります。

 

それに、ピルは他の薬と一緒に飲んでも大丈夫なので、漢方やサプリと飲み合わせて、健康な体づくりを目指すこともできてしまいます。

 

何より、体と心が安定するので、仕事などの効率が上がるのも嬉しいですよね。

 

ピルって保険は適用されるの?

女性イメージ

 

さて、ピルの知識も増えてきたところですが、気になるのは治療費です。1ヶ月も飲むことになるので、あまりに高額だと続けられませんよね。

 

でも、ご安心ください。ピルの処方には保険が適用できる場合がほとんどのようです。もともと、PMSの治療には保険が適用されるようになっています。

 

だいたいの病院では、初診料が4,000円から5,000円ほど、ピルの薬代は2,000円から3,000円となっています。ただし、処方される薬や治療によって、価格が変わってくるようです。

 

そして、PMSの症状によっては、ピルと一緒に別の薬も処方してくれる場合があります。例えば、腰痛や腹痛がひどければ、鎮痛剤を出してくれます。また、精神的に浮き沈みが激しければ、精神を安定してくれる薬を処方してくれたりもします。

 

ピルの副作用は?

これまで、ピルの良いところお伝えしてきましたが、ここでは副作用などの注意点をご紹介します。

 

ピルは含まれているホルモンによって、女性の体を妊娠している時と同じ状態にしてくれます。そのため、妊婦さんが経験される「つわり」のような症状が出る事があります。

 

他にも、頭痛や胸の張りなどが現れる場合があります。さらに、体の中に水分を溜めこみやすくなるので、むくんで体重が増えたという方もいます。

 

そして、気を付けなければならないのが、血栓症という症状です。ピルには、血液を固める働きがあるので、血管の中を流れる血液が固まって血栓になることがあるのです。

 

そのために、血流が悪くなるタバコを吸っていると、血栓症のリスクが高くなります。もしも、タバコを吸っている方で、ピルを飲みたいという場合は、医師とよく相談をしたほうが良いでしょう。

 

副作用ではありませんが、デメリットといえるのが医師の処方が必要ということ。病院は混雑していますし、受付時間も平日の日中が中心。お仕事をされている方には通いにくいですよね。

 

一度にまとめて大量に処方してもらうこともできませんので、毎月、婦人科系の病院に通うことも必要になってきます。

 

そういった点で、おすすめなのが、PMSに効果のあるサプリメント。これなら、処方は不要で、ネットでも購入ができます。

 

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避妊の効果について

お財布にも優しいピルですが、もともとはPMS(生理前症候群)の対策ではなく、避妊薬として活躍していたお薬でした。

 

ピルを飲むことで、妊娠している時の状態と同じになるために、排卵がストップします。すると、自然と妊娠しない体のつくりになるために、望まない妊娠を避けられるのです。

 

避妊をするには、いろいろな方法がありますが、ピルは飲み続けさえすれば、ほぼ100%の確率で避妊できます。

 

ただし、ピルの効果を確実にするためには、毎日飲まなければなりません。もし、飲み忘れてしまったとしても、24時間以内に飲めば大丈夫です。

 

24時間以上たってしまった場合は、医師に相談して、始めるタイミングを決めることをおすすめします。

 

ピルのまとめ

月に一度は訪れる生理。そして、その前に襲ってくる腰痛や腹痛、イライラや不安感といったPMS(生理前症候群)。自然に治せるならば苦労はしませんが、一人の力ではなかなか難しいですよね。

 

そういう時にこそ、低用量ピルを服用して、生理と上手に付き合っていくと良いのです。先にご紹介した副作用も、体がピルに慣れれば治まっていきます。

 

それに、体がピルに馴染めば、PMSの腰痛や心の不安定さをコントロールできるのです。体の調子が悪くて仕事や家事が手に着かない、人に当たってしまうというような事を避けられるので、無用なストレスを感じなくなります。

 

忙しい女性にこそおすすめの低用量ピル。PMSがほんとうに辛いときは、試してみると良いでしょう。